「法面(のりめん)」とは、自然の土地に人工的な手を加えてつくられた斜面のことを言います。
人工的な手を加えてというのは、土を上に盛る「盛土(もりど)」や土を削り取る「切土(きりど)」と呼ばれる行為です。
その行為は造成工事の一環とされ、土地の持ち主が新たな利用目的に合わせて土地を整備するために必要となります。
通常は建物が建つ前に行われる工事ですが、昨今では法面の状態を芝生仕上げにする外構が広がっています。
それが法面の「芝張り仕上げ」です。
もう一つ・・・
設計された高さと周囲の土地に高低差があった場合は、一般的に土が流れ出るのを防ぐためにブロック積みや擁壁で「土留め」をします。
例えば高低差が少ないとき、広さが確保できているとき、選択肢はもう1つ広がります。
それが「法面仕上げ」です。
「法面仕上げ」とは、ブロックを積むといった行為をあえてせず、斜面を整えたままの状態を完成とすることです。
もちろん土が流れ出てしまいますので、芝生を張ることが必須条件となります。
少し前からは、芝生一択でなく、大きめの砕石を荒く敷き詰める仕上げ方も登場しています。
例えばこんな感じ
家を造るときにはとても重要な外構計画
「のりめん」ってワード!!覚えておいてください。