究極の議題といっても過言ではない、
賃貸か、持ち家か—。
具体的に紐解いてみましたので、
これでひとまず決断のお役にたてれば幸いです。
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Check!
1.支払総額の考え方とは?
2.もしも「今」購入/「5年後」購入したら?
3.まとめ
1.支払総額の考え方とは?
結論から言うと、早ければ早いほど支払いは安くなる。
なぜだと思います?
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…はいっ!
じつはこの支払総額の考え方、
【持ち家になるまでの過程も費用として考えるから】なんです。
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端的に言えば、持ち家になるまでの賃貸費用、
これがもしローンだったら?という話です。
たしかに持ち家に至るまでの総額は
賃貸期間が長ければ長いほど高くなりますね。
あくまでローン費用が高くなる話ではなく、
純粋に支出の額の話です。
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2.もし「今」購入したら?/「5年後」購入したら?
この記事を見てくださっている今が「一番若い」ので、
年齢的なローンの点でも有利になりますね。
35年でローンを組みたい場合には、
44歳までにローンを申し込んでいる必要があります。
ほとんどの金融機関の住宅ローンは、79歳までに
完済していることが条件です。
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今購入したとして、
賃貸のときと同程度に住宅ローンを抑え、
なおかつ40年以上経って初めて、
「そのまま賃貸に住んでいたら支払総額が高くなってた」
といったことになります。これは完済すれば家賃に相当する
ローンの部分がなくなるからですね。
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5年後に購入する場合
この現象が5年ずれるわけなので、
仮に10万円の賃料だったとしても、
支払総額として600万円(賃料)の開きがあるわけです。
けっこう違うものですね!
これこそ「家賃がもったいない現象」です。
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あと上記と合わせて重要なポイントとして、
老後もそのお家に住んでいるイメージが涌くかです。
売却したお金で少しコンパクトなお家に引っ越したり、
活気ある便利な都会にお家を借りてみてもいいかもしれません。
返済がチャラ or 手元に残る時期はいつごろか、も意識しておくと
暮らしの幅も広がるのではないでしょうか?
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3.まとめ
■もしお家購入をご検討の場合は、なるべく早いほうがいい。
なぜなら、純粋な支払総額という意味では、持ち家に至るまでに
支払っている賃料も含まれるから。
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■賃料の方が高くつきだすのは基本的に40年ほど経過してから。
仮に同じだけの支払いをしていたとして、そのときに
売れるものがある(持ち家)か、ないか(賃貸)で
それ以降の人生の選択肢の数に影響がでるかも。
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■そこにずっと住むのか—。老後のことを考える。
ずっと賃貸だった場合、売れるものがなかったら、、?
そういった観点でも、お家づくりをご検討の場合は
早めが吉♪