こんにちは!スタイルハウスです。
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突然ですが、注文住宅の購入を検討している人の中で、お家を買うタイミングに悩んでおられる方も多いのではないでしょうか?
購入のタイミングは人それぞれとはいえ、貯蓄や収入、ローンのことを考え最適な時期を模索中の方もいらっしゃると思います。
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そこで今回は、注文住宅購入者の平均年齢と年代別のメリット・デメリットについて解説します。
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これから注文住宅の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
- 注文住宅購入者の平均年齢は何歳?
- 住宅購入のタイミング
- 20代で注文住宅を購入するメリット・デメリット
- 30代で注文住宅を購入するメリット・デメリット
- まとめ
注文住宅購入者の平均年齢は何歳?
国土交通省が発表した「令和4年度(2022年度)住宅市場動向調査報告書」(※1)によると、注文住宅取得世帯の世帯主の年齢は、全国、三大都市圏ともに「30 歳代」が最 も多いという結果になりました。
※1 出典:「令和4年度住宅市場動向調査報告書」(国土交通省)
▶住宅ローン返済年齢から逆算した年齢
住宅を購入する方で30代が多くなる理由として、住宅ローンの完済年齢による影響が挙げられます。金融機関によって異なりますが、住宅ローンを完済する年齢が75歳または80歳までと、決まっています。そのため、35年の住宅ローンを組む場合は逆算して遅くとも45歳の年齢までに住宅の購入が必要です。また、定年後の返済負担を軽くするためには、年齢が若いうちに購入して返済開始時期を早める必要があります。
▶子供が生まれる年齢
結婚や出産、子供の独立といったライフイベントをきっかけに、家を買う人は少なくありません。出産後であれば、子供の人数にあった部屋数の家を選ぶこともできます。また、通学エリアなどを先に決め、家を買うエリアを検討することもできます。
20代で家を買うメリット
▶住宅ローンの返済期間が長くできる
借入期間を長くすると、毎月の返済額も少なくすることができます。そのため「余裕のある時期にまとめて繰り上げ返済する」など、返済方法を調整することができます。また、20代のうちに購入すると、定年退職までに完済しやすくなるメリットもあります。
▶支払った分が財産としてに残る
賃貸住宅で家賃を払い続けても、自分のものにはなりません。
しかし、早いうちに住宅を購入することで、今後資産となるものにお金をかけることができます。
20代で家を買うデメリット
▶十分な融資を借りられない可能性
20代の場合は、30代以降と比較すると貯蓄が少なく年収が低い傾向にあり、毎月の返済額をあまり高く設定できないことも考えられます。そのため、金融機関から融資してもらえる金額が少なく希望するスペックの家を購入できないかもしれません。たとえ返済期間を長く確保できても、十分な融資額を借りられない可能性もあります。
▶ライフスタイルが不確定
また、20代だとライフスタイルが大きく変わる可能性があり、住宅を購入すると変化に合わせられなくなるというデメリットも挙げられます。
家族構成の変化に加えて、転勤や転職、離婚といった予期せぬ事態が起こるケースもあります。
家庭や仕事の状況が変わると、住宅に求める条件も変化していくため、住宅購入時には、長期的なライフプランをもとに計画を立てることが大切です。
30代で家を買うメリット
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▶頭金をしっかり準備できる
30代は、20代よりも年収が高くなり貯蓄もしやすいため、20代よりも注文住宅購入に必要な自己資金を準備しやすいことが考えられます。
しっかりと頭金を準備してから住宅を購入すれば、借入金額を少なくできるので、利息も少なくできます。
また、住宅ローンを比較的長期で借り入れしやすいこともメリットです。
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▶ライフスタイルが安定してくる
住宅を購入する方の多くは既婚者ですが、30代既婚者の場合、家族構成が確定している場合も少なくありません。
家族構成に合わせて間取りを検討することができるので、家の設計がしやすくなります。
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30代で家を買うデメリット
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▶ローン返済期間が比較的短くなる
60歳までに住宅ローンを完済したいと考えている場合、ローンの返済期間が比較的短くなってしまいます。安易に返済期間を長く設定してしまうと、定年退職した後にもローンの返済が続いてしまうことになってしまいます。
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まとめ
ライフプランや家を購入する最も多い世代は30代ですが、すべての人に該当するわけではありません。それぞれのライフプランや収入や貯蓄、ライフスタイルによって最適な住宅購入の時期は異なります。
ご自身やご家族の状況に合わせて、最適なタイミングを検討していくことが大切です。