こんにちは、スタイルハウスです。
近年増えている自然災害は、いつ発生するか予測ができません。
万一の時に慌てないよう、備えをしておきたいものです。
今回のコラムは、準備するべき防災グッズや収納の仕方をご紹介します。
目次
1.防災グッズの分類
2.備蓄品と持ち出し品の具体例
3.防災グッズの収納場所
4.まとめ
1.防災グッズの分類
一口に防災グッズといっても、災害を防ぐための備品(家具の固定器具やヘルメットや消火器など)もあれば、
被災後の生活を安全かつできるだけ快適に過ごすための備品(水や救急用品など)もあります。
防災グッズはひとまとめにするのではなく、次のように分けて準備するのがおすすめです。
Ⅰ.備蓄品
災害発生からインフラの復旧や救援体制の整備まで3日程度かかるといわれるため、家の中で数日過ごせる量を備蓄します。
Ⅱ.持ち出し品
避難場所に移動して過ごすためのグッズです。「緊急用持ち出し袋」を用意します。
せっかく準備した防災グッズも必要時にすぐ手に取れなければ意味がありませんので、
最適な場所に収納する工夫も大切です。戸建て住宅を建てる際は、
備蓄品や防災袋を適所に収納できるパントリーや玄関収納を設けるとよいでしょう。
さらに、庭に倉庫があれば便利です。
各自治体では、安全が確保できる場合は自宅での避難生活を推奨しています。
住まいの中で十分な備蓄品を準備することに加え、太陽光発電や蓄電池などで電気を確保することもご検討ください。
2.備蓄品と持ち出し品の具体例
●備蓄品
・飲料水
1人1日3リットルを目安に、3日分用意します。また、飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレを流したりするための水も必要です。
・現金
停電で電子マネーが使えない、ATMが使えない事態に備え、小銭を中心に2万円ほど手元に置いておきましょう。
・カセットコンロ
ガスが止まっても調理ができます。沸かしたお湯でタオルを濡らして体をふいたり、消毒したりと、さまざまな用途に使えます。
・モバイルバッテリー、懐中電灯
情報収集やSNSでの情報交換など、スマートフォンは災害時の生活に必須。
モバイルバッテリーのほか、小型家電も使える大容量バッテリーがあると安心です。
・食料品
温めれば食べられるご飯(1人5食分)、備蓄用パン、ビスケット、板チョコなど、1人最低3日分用意します。
・救急用品
普段のストックの一部を備蓄品に。持病がある人は必要な薬を1週間分準備しておくとよいでしょう。
●持ち出し品
・飲料水:1人500mlのペットボトル2本程度が目安です。
・救急用品
・衛生用品
・ヘルメット等
・予備電池
・食料品:簡単に食べられるもの。缶詰やレトルト食品は移動時に重いので避けましょう。
・防寒用アルミシート
・衣類(下着など)
・ミルク、紙おむつなど
3.防災グッズの収納場所
●備蓄品はパントリーなどに収納
パントリーなど食料品や生活用品をストックする場所があれば、そこで管理します。
消費期限が分かるように日付けの付箋などを貼り、
ローリングストック(普段の生活で古いものから順に消費し、消費した分を買い足すこと)で備蓄しましょう。
●防災袋は玄関、緊急用持ち出し袋は枕元に置く
防災袋は、家の中からの避難経路となる玄関近くの物入れが良いでしょう。
緊急用持ち出し袋はスマートフォンなどと一緒に枕元に置くのが原則。
避難の際は、枕元の緊急用持ち出し袋とスマートフォンを手に取り、防災袋に入れて持ち出しましょう。
4.まとめ
いつ起こるか分からない災害だからこそ準備が大切になります。
今一度、家族で避難場所や集合場所、そして防災グッズのご準備をしてはいかがでしょうか。
防災グッズの収納場所の相談・計画はスタイルハウスにお任せください。
安心で快適なお家づくりをお手伝いします。