「繰り上げ返済しないほうがいい」は本当? – 住宅のお役立ちコラム|スタイルハウス|大阪・堺・北摂の一戸建て・注文住宅ならスタイルハウスへ

COLUMN

住宅のお役立ちコラム

  1. TOP
  2. 住宅のお役立ちコラム
  3. 「繰り上げ返済しないほうがいい」は本当?

2024/06/20

「繰り上げ返済しないほうがいい」は本当?

#住宅コラム #家づくりのお金

目次

  1. イントロダクション
  2. 繰り上げ返済とは?
    2-1. 繰り上げ返済のメリット
    2-2. 繰り上げ返済のデメリット
    2-3. 繰り上げ返済を考える際のポイント
  3. 繰り上げ返済を検討するべき場合
    3-1. ローンの金利と利息の状況
    3-2. その他の投資や資産運用の選択肢
    3-3. 将来のライフプランとの整合性
  4. 繰り上げ返済を行わないほうがいい場合
    4-1. 他の優先すべき支出や投資がある場合
    4-2. 低金利のローンである場合
    4-3. 繰り上げ返済による現金不足が生じる場合
  5. Q&A
  6. まとめ

1. イントロダクション

「繰り上げ返済はしないほうがいい」。この一見逆説的な主張には、一体どのような理由があるのでしょうか?
繰り上げ返済とは、ローンの返済期間内に予定よりも多くの金額を返済することです。
しかし、その利点とデメリットを理解せずに繰り上げ返済を行うと、急な出費があるとき払えない可能性があります。
この記事では、繰り上げ返済のメリットとデメリット、そして繰り上げ返済を検討する際のポイントについて探っていきます。

5,000QUOカード_デザイン変更

2. 繰り上げ返済とは?

繰り上げ返済は、ローンの返済期間内に予定よりも多くの金額を返済することです。
その為、予定していた返済期間より早くローンを完済することができます。
しかしこの行為にはいくつかのメリットとデメリットがあります。

29644914_m

2-1. 繰り上げ返済のメリット

繰り上げ返済の最大のメリットは、上記でも述べたようにローンの総返済額を減らすことができる点です。
返済期間が短縮されるため、支払う利息の総額が減少し、ローンの総コストを削減できます。
また、返済期間が短縮されることで、将来の金利上昇のリスクから守られるという安心感も得られます。
円安が進む昨今の経済状況を考えると、金利上昇のリスクは避けては通れない道です。

2-2. 繰り上げ返済のデメリット

一方で、繰り上げ返済にはいくつかのデメリットも存在します。
まず、繰り上げ返済に使う資金が他の投資機会から取られることで、潜在的な収益を失う可能性があります。
話題のNISAなどのへの投資や将来のための貯金などがあげられます。
また、追加の返済が現金不足を引き起こし、緊急の資金が必要な場合に困難を生じることも考えられます。
例えば、家電が壊れて買い替える必要があるときや病気やけがの万が一の場合です。

2-3. 繰り上げ返済を考える際のポイント

繰り上げ返済を検討する際には、ローンの金利や返済条件だけでなく、将来のライフプランや
他の優先すべき支出も考慮する必要があります。繰り上げ返済が最適な選択肢であるかどうかを判断するには、
総合的な視点から検討することが重要です。これらの要素を考慮して、繰り上げ返済の利点と欠点を正しく理解し、
自身の状況に合った選択を行うことが重要です。

3. 繰り上げ返済を検討するべき場合

繰り上げ返済を行うべきかどうかを検討する際には、いくつかの要素を考慮する必要があります。
以下では、繰り上げ返済を検討すべき場合について探っていきます。

29981597_m

3-1. ローンの金利と利息の状況

繰り上げ返済を検討する際には、ローンの金利や利息の状況を注意深く調査する必要があります。
高金利のローンでは、繰り上げ返済によって支払う利息を削減できる可能性が高くなります。
一方、低金利のローンでは、他の投資機会の方が収益性が高い場合がありますので、
繰り上げ返済を行う必要性が低いかもしれません。

3-2. その他の投資や資産運用の選択肢

繰り上げ返済に使う資金が、他の投資や資産運用の選択肢と比較してどれほどの収益性を持つかも
考慮する必要があります。投資や資産運用によって将来的な収益が期待できる場合は、
繰り上げ返済よりもその方が優先されるかもしれません。
迷ったときは、ファイナンシャルプランナーに相談するのもおすすめです。

3-3. 将来のライフプランとの整合性

繰り上げ返済を検討する際には、将来のライフプランとの整合性も考慮する必要があります。
出産や教育費、車の購入など、将来の支出に備えるためにも繰り上げ返済が適切かどうかを検討することが重要です。
これらの要素を総合的に考慮し、繰り上げ返済を検討する際の意思決定を行うことが重要です。

4. 繰り上げ返済を行わないほうがいい場合

繰り上げ返済を行わないほうが適切な場合もあります。
以下では、繰り上げ返済を行わないほうがいい場合について考えてみましょう。

29895857_m

4-1. 他の優先すべき支出や投資がある場合

繰り上げ返済を行うための資金が、他の優先すべき支出などがある場合です。
例えば、教育費や医療費、緊急時の備えなど、より緊急かつ重要な支出がある場合は、
繰り上げ返済よりもそちらに資金を使う必要があります。

4-2. 低金利のローンである場合

低金利のローンを利用している場合、そのローンに対する返済金利の負担が比較的軽い可能性があります。
このような場合、他の投資機会がより収益性の高い可能性があるため、繰り上げ返済を行わない方がいい場合があります。

4-3. 繰り上げ返済による現金不足が生じる場合

繰り上げ返済を行うことで、将来の現金不足が生じる可能性があります。緊急の出費や予期せぬ支出が発生した場合に備え、
十分な現金を手元に確保しておくことが重要です。繰り上げ返済によって現金不足が生じる可能性がある場合は、
返済額を調整することを検討する必要があります。
これらの要因を考慮し、繰り上げ返済を行わないほうが適切である場合もあることを理解することが重要です。

Q&A

Q: 繰り上げ返済を検討する際に最も重要なポイントは何ですか?

A: 繰り上げ返済を検討する際には、ローンの金利と利息の状況を確認し、将来のライフプランとの整合性を考慮することが重要です。
また、他の投資や資産運用の選択肢と比較して、繰り上げ返済が最も効果的な選択肢であるかどうかを検討することも重要です。

Q: 繰り上げ返済を行うと、どのようなメリットがありますか?

A: 繰り上げ返済を行うことで、ローンの総返済額を減らし、支払う利息の総額を削減することができます。
また、返済期間が短縮されるため、将来の金利上昇のリスクから守られるという安心感も得られます。

Q: 逆に、繰り上げ返済を行わないほうがいい場合はどんな場合ですか?

A: 低金利のローンである場合や、他の優先すべき支出や投資がある場合、繰り上げ返済を行わないほうが適切な場合があります。
また、繰り上げ返済によって現金不足が生じる可能性がある場合も、返済を行わない方が安心です。

以上が、繰り上げ返済に関するよくある質問とその回答です。繰り上げ返済を検討する際には、これらのポイントを考慮して計画的に行ってください。

 

25017361_m

まとめ

繰り上げ返済は、ローンの返済期間内に追加の支払いを行うことで、ローンの総返済額を減らし、支払う利息の総額を削減する方法です。
しかし、繰り上げ返済を行うかどうかは慎重に検討する必要があります。繰り上げ返済を検討する際には、ローンの金利や利息の状況、
将来のライフプランとの整合性、他の投資や資産運用の選択肢などを考慮し、総合的な視点から判断することをおすすめします。
繰り上げ返済が最適な選択肢である場合もあれば、そうでない場合もあります。家計の状況に合わせて適切な判断を行い、
これからのライフプランをより確実なものにするために賢明な選択をしていきましょう。

STYLE HOUSEではお金に関する相談から、お家づくりの相談まで幅広く、ご相談いただけます。
5,000QUOカード_デザイン変更

CATEGORIES

ARCHIVE

CLOSE

モデルハウス見学

資料ダウンロード(無料)

モデルハウス
見学

イベント
参加

資料
ダウンロード

電話で
相談