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2024/07/06

〈老後の暮らし〉老後を考えた間取りのつくり方-2階建て住宅-

#住宅コラム #間取り・プランニング

こんにちは、STYLE HOUSEです。

せっかく手に入れた理想のマイホーム。

永く住まう家だからこそ、老後も快適に暮らし続けたいですよね。

ただ、注文住宅の購入者層は20代、30代の方が多いため

老後の暮らしを具体的にイメージするのはなかなか難しいのではないでしょうか。

そこで本記事では、「二階建て住宅」に焦点を当て、年齢を重ねるごとに変化するライフスタイルや、

老後も快適に暮らせる家の坪数、間取りを考える際のポイントをまとめました。
注文住宅の購入を検討している方や、老後を考えた間取りにしたいと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください♪

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目次

  1. 老後のライフスタイルの変化
  2. 老後に快適に過ごせる坪数・間取り
  3. 老後を考えた間取りにするポイント
  4. まとめ

 

1.老後のライフスタイルの変化

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老後を考えた間取りにするには、住宅購入時から将来の変化を見据えた間取りを考えることが大切です。
老後の生活が大きく変化する要素として、主に体力や家族構成などが挙げられます。

〈体力面〉

年齢を重ねると足腰が弱くなるのが一般的です。
体力が衰えて階段の上り下りがきつくなったり、段差につまずきやすくなったりすることを想定して、

バリアフリーな設計にすると良いでしょう。

〈家族構成〉
子どもができたことをきっかけに住宅を購入する方が多く、購入時は家族の人数に合わせた間取りや広さを考えるのが一般的です。

しかし将来子どもが独立すると、再び夫婦2人の生活に戻ります。
仕事を退職した老後は家で過ごす時間が増えるため、

少しでも快適に過ごせるように工夫する必要があるでしょう。

 

2.老後に快適に過ごせる坪数・間取り

 

ここでは、老後も快適に過ごせる間取りを住宅の坪数別に紹介します。
以下3つの事例は、どれも老後の住まいとして生活しやすい間取りになっているので、参考にしてください。

 

■約20坪の2LDKまたは1LDK+広々収納スペース

約20坪の敷地面積は、2階建ての戸建て住宅としてはややコンパクトなつくりです。
夫婦2人暮らしや子どもが1人の世帯にはちょうど良い広さといえるでしょう。

1階にリビングや浴室、トイレ、玄関などを設置すると、老後は2階を使用しなくても生活が完結します。
子どもが独立した後も無駄な空間が生まれにくく、効率的に生活できる間取りです。
コンパクトなつくりにすると、建物の維持管理費用を抑えられる点でも老後の負担を軽減できるでしょう。

 

■約30坪の2LDK~3LDK

敷地面積約30坪で2LDK~3LDKの間取りの家は、それぞれの設備にある程度の広さを確保でき、ゆったりとした空間になります。
基本は1階にリビングや玄関、浴室、トイレなどを設置して生活・家事動線を確保した間取りにすると、

住宅購入時から老後まで快適に生活できます。

2階は子どもと同居している間は子ども部屋として使用し、

子どもが独立後は夫婦それぞれの趣味部屋や書斎として利用すると良いでしょう。
約30坪の2LDK~3LDKの間取りにすると、生活の変化にも柔軟に対応できます。

 

■約35坪の4LDK~5LDK

約35坪の敷地面積を4LDK~5LDKの間取りにする場合も、1階はリビングや玄関、浴室、トイレなどを設置して

生活動線・家事動線を意識するようにしましょう。
部屋数が多いため、2階にある部屋は子ども部屋として使用し、残りの部屋は寝室や書斎、客室などとして使用可能です。

子ども部屋のうち2部屋は間仕切り可能な部屋にしておくと、

子どもの成長に合わせて部屋を分けたり、ワンルームにしたりできて便利です。
子どもが独立した後は、趣味の部屋や物置など、ライフスタイルに合わせて柔軟に使用用途を変えられます。

 

3. 老後を考えた間取りにするポイント

老後の生活を考える際、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えるのも一つの方法ですが、

資金面を考えるとハードルが高くなってしまいますよね。
そこで、将来のライフスタイルも考慮して

老後も快適に暮らせる間取りにするためのポイントを5つご紹介します。

 

■1階だけで完結できる間取りにする

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生活が1階で完結する間取りにすると、家事動線や生活動線の効率が良く、老後も暮らしやすい家になります。

間取りを考える際に重要なポイントは、リビングの隣やすぐ近くの部屋に寝室を作ることです。

もしくは、将来的に寝室に変更できるように部屋を確保しておくと良いでしょう。
老後までの間はリビング横の部屋をリビングと一体化させて広く見せたり、

子どもの部屋や客室として使用したりして有効活用できます。

 

■扉を引き戸にする

老後を考えて家を建てたい場合は、扉を引き戸にするのも効果的です。

老後は筋力の衰えが予想され、家の中でもドアの開け閉めは体に負担がかかります。

体への負担を軽減するには、玄関ドアや各部屋のドアを開き戸ではなく、引き戸にするのが有効です。
引き戸は前後に体重をかける動きが不要で、ドアを開け閉めする際にスペースを取りません。
また、車椅子でも移動しやすい点は魅力の一つです。

 

■バリアフリーにする

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家を設計する段階からバリアフリーに対応した間取りにすると、

高齢者はもちろんのこと、小さい子どもも安全に生活できる家になります。
バリアフリーな間取りの事例は、以下のとおりです。

・トイレや階段、浴室、玄関などに手すりを設置する
・廊下の幅を車椅子でも通りやすいように広めにする
・トイレは外からも鍵を開閉できるようにする
・床やバスタブを滑りにくい材質にする など
家の設計段階からバリアフリーにすると、将来リフォームする必要がない点もメリットです。

 

■1階に収納スペースを設ける

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2階建て住宅は、ウォークインクローゼットのような大きい収納を2階に設置するケースがよくありますが、

老後の生活を考えて家を建てる場合は、1階に夫婦2人分のものを収納できる広さの収納スペースを設置すると便利です。

1階に収納スペースをつくると、先述のように1階だけで生活が完結する暮らしが実現し、老後の生活がより快適になるでしょう。
また、身体的な負担も軽減しやすくなります。

 

■緩やかな階段にする

老後を考えて家づくりする際は、設計時から階段の傾斜を緩やかにしておくと安心です。
勾配が急な階段は上り下りが大変で、万が一足を踏み外すと転倒する恐れがあります。
そのため、老後も快適に使用できるように緩やかな階段にしておくと良いでしょう。

後からリフォームで緩やかな階段に変更することも可能ですが、決して安くはありません。
そのうえ間取りによって階段の勾配を緩やかにすると、これまで以上にスペースが必要になるため、

リフォームが難しいケースもあります。

 

4.まとめ

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老後も快適に暮らすには、設計段階から将来を踏まえて考えることが大切です。

これから新築をご検討の方は、「今」の暮らしに焦点をあてるだけでなく、こういった視点からのアイデアも頭の片隅に入れておくと良いかもしれません。

大阪で新築一戸建て・建売・分譲地を検討している方は、是非この記事を参考にしていただけると嬉しいです♪

STYLE HOUSEでは、お客様のライフスタイルに寄り添った、新築一戸建て・建売・分譲地を提案しています。

気になる方は、ぜひこだわりの施工事例をご覧くださいね!

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