住宅を建てる際に、第一印象を決めるのが「外観」。
かっこいい自分好みの外観に仕上げたいですよね✨
ただここで忘れてはならないのが、外壁は常に雨風にさらされるということ。
また、外壁材は家を保護し、耐久性や断熱性能などの機能を果たす重要な要素であるからこそ、
外壁選びは慎重に行わなければなりません。
それぞれの外壁材に異なった特徴があり、何を選ぶかで建物の長期的な品質とランニングコストに影響します。
ここでは、代表的な3つの外壁材の特徴を踏まえ「外壁選びのコツ」をご紹介します。
▶ CONTENTS
1.外壁選びの抑えるべきポイント☝
2.外壁材の特徴
・窯業系サイディング
・タイル
・塗り壁(オメガアクロフレックス)
3.外壁材による影響
・「断熱」
・「耐震」
・「ランニングコスト」
1.外壁選びの抑えるべきポイント☝
◎耐久性とメンテナンス性のバランスを考える:
外壁は建物を守る重要な役割を果たします。
耐久性が高く、定期的なメンテナンスが比較的少ない外壁材を選ぶことが重要です。
しかし、外壁材によっては耐久性が高いほど初期費用や施工コストが高くなるものもあります。
建物の使用状況や予算、所有者のメンテナンス能力などを考慮し、
適切な耐久性とメンテナンス性のバランスを見極めることが大切です。
◎建物のデザインやスタイルと調和する外観を選ぶ:
外壁は建物の外観を大きく左右します。
色や質感によって建物の雰囲気が大きく異なる為、好みの外観スタイルをインテリアコーディネーターへ伝え、
自分好みの外壁材を勧めてもらうのもおすすめです♪
◎地域の気候条件に適した外壁材を選ぶ:
地域の気候条件は外壁材の選択に大きく影響します。
風雨や高温多湿な気候では耐久性や防水性に優れた外壁材が必要です。
一方、寒冷地では断熱性に優れた外壁材が求められます。
地域の気候条件に合った外壁材を選ぶことで、建物の快適性や耐久性を確保することができます。
2.外壁材の特徴
◎窯業系サイディング
窯業系サイディングは色やデザインのバリエーションが豊富で、デザインの自由度が高い外壁材です。
また、工場生産の為品質が安定し単価が安いため、初期費用が抑えられることもメリットです。
しかし、外壁の色褪せ部分の塗り直しや防水性能の維持に加え、
つなぎ目部分であるコーキング(シーリング)部分にもメンテンナンスが必要になるため、
長期的な視線で見るとランニングコストが高いことがデメリットとして挙げられます。
◎タイル
外壁タイルは、他の材質では表現できない意匠性があり、高級感や重厚感を表現することが出来ます。
また、耐久性、対傷性、耐火性、耐水性が高く、メテナンス費用が安いという数多くのメリットがありますが、
初期施工費用が高い、施工の難易度が高い、建物が重さによる影響を受けやすく耐震性が低い、というデメリットもあります。
◎塗り壁(オメガアクロフレックス)
塗り壁は、サイディングやタイルのような壁材を貼り付ける作業とは違い、
左官職人が一等一棟丁寧に手作業で壁を塗装します。
そのため、独特の風合いのある「完全オーダーメイド」の仕上がりになるのが魅力です。
また、アールや曲線などのデザインも自由自在です。
職人の手作業となる為手間と時間がかかり、窯業系サイディングに比べて
施工費が高くなってしまうことがデメリットといえます。
また、壁材が乾燥し硬くなるまでに日数が必要なので、施工日数が数日ほど長くなります。
3.外壁材による影響
◎断熱
W断熱(ダブル断熱)という言葉を聞いたことはありますか?
国内では、従来は充填断熱、近年は外張り断熱が流行していますが、その両方を組み合わせたW断熱が今、注目されています!
STYLE HOUSEが採用している「オメガアクロフレックス」は、W断熱が可能!
魔法瓶に覆われたような、快適な住まいをご提供します。
◎耐震
◎ランニングコスト
住宅は長く住み続けるもの。
だからこそ、外壁材を選択する際には単なる初期費用だけでなく、
ランニングコストも含めた総合的なコストを検討することが重要です。
※価格についてはあくまでも目安であり、
補修のみで終わる場合と、傷んでいるサイディングを交換する場合で差があります。
オメガアクロフレックスのメンテナンス費用についても、天候などの住環境や使用状況によって左右されます。
最後に
今回は、外壁選びの抑えるべきポイントと、外壁による様々な影響をご紹介しました。
見た目や初期費用に注目しがちですが、
長く住む住宅だからこそ快適性や耐久性も踏まえて選ぶことがおすすめです♪
とはいえ、今回のご紹介はあくまでも一例であり世の中には様々な外壁材が存在します。
外壁を選ぶ際の参考としてご覧いただけますと幸いです。
更に詳しい情報は、スタッフへお尋ねください🌱