- イントロダクション
- 土地購入にかかる費用
2-1. 土地の価格
2-2. 意外とかかる諸費用 - 新築戸建て建設にかかる費用
3-1. 本体工事費
3-2. 付帯工事費用
3-3. 設計料 - 新築の一戸建てに頭金は必要?
- どのくらいの購入費用が必要?
5-1. 土地代+建築工事費の平均 - 新築一戸建ての費用を節約することはできる?
6-1.住宅ローン保証料
6-2.火災保険料 - Q&A
1. イントロダクション
新築戸建ての購入は多くの人にとって重要なライフイベントです。
しかし、その費用は単に物件価格だけでなく、土地購入や建設に関する様々な費用が発生します。
この記事では、土地と新築戸建てにかかる費用について解説していきます。
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2. 土地購入にかかる費用
2-1. 土地の価格
まず最初に考えるのが、土地自体の価格です。
土地の広さや立地条件によって価格は大きく異なりますので、慎重な選定が必要です。
またいい土地に巡り合えて購入できても、いざお家を建てる時に土地に対して
さらなる費用がかかる場合もあるので、土地探しのプロに相談しながら
土地探し+建築ができるハウスメーカーで探すのがおすすめです。
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2-2. 意外とかかる諸費用
諸費用とは土地の購入や建物の建築以外にかかる費用のことです。
諸費用として挙げられるのは、印紙税や登録免許税などの税金、登記費用、住宅ローンの手続き費用、
引越し費用などです。ただし、資金調達方法や仮住まいをするかしないかなどにより、諸費用の金額は異なってきます。
新築一戸建ての購入にかかる主な諸費用の内容を以下にまとめました。
①不動産取得税:不動産を取得したときに都道府県に納付する税金
②印紙代:各種契約書に貼付するもので、金額は契約金額に応じて異なる
③登記費用:不動産の権利関係を明らかにするために必要な「所有権保存登記」「抵当権設定登記」(住宅ローンを組む場合)などにかかる費用
④仲介手数料:売主との間に仲介会社が入っている場合に仲介会社に支払う手数料
⑤住宅ローン手数料:住宅ローンを利用する際に、融資元の金融機関に支払う手数料
⑥火災保険料/地震保険料:住宅ローンを利用する際に、加入が必須である火災保険や加入が一般的な地震保険にかかる費用
⑦司法書士への報酬:司法書士へ登記を依頼した場合の報酬
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3. 新築戸建て建設にかかる費用
3-1. 本体工事費
上記の本体工事費とは、一戸建ての建物本体を建てるためにかかる工事費用です。
内容は、土木工事、外装工事、左官工事などで、費用は工法や工事内容によって異なります。
本体工事費は、家造りにかかる全建築費用の約70~80%を占めるといわれています。
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3-2. 付帯工事費用
次に、付帯工事費用とは、建物以外の工事費のことです。古い家の解体費、外構工事費や、
地盤改良工事費、電気・ガス・水道などの整備、造成工事、エクステリア工事費などを含む工事費です。
エクステリアとは、一般的にカーポートやガレージ、バルコニー、塀やフェンス、門や玄関アプローチなどを指します。
付帯工事費は、建築工事費(本体工事費+付帯工事費)の15%~30%程度といわれています。
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3-3. 設計料
このほか、注文住宅の場合は、追加で設計料が必要になります。
建築設計費や設計通りに工事が進んでいるかを調べる工事の監理業務も含みます。
設計料は、建築工事費の5%~10%程度が目安となります。
これらの費用を考慮して、新築戸建ての建設計画を立てることが重要です。
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4.新築の一戸建てに頭金は必要?
金融機関によっては頭金なしで住宅ローンを借り入れることもできます。
頭金とは、住宅価格から住宅ローンで借入する額を差し引いた金額のことで、一般的に現金で支払います。
頭金を多く用意できれば、住宅ローンの借入額を抑えられるため、その後の住宅ローンの返済が楽になるうえに、
返済期間も短くなる、というメリットがあります。さらに、借入金額が減れば、利子を減らすこともできます。
そのため、可能であれば頭金が用意できるとよいですが、必ず頭金を用意しなければ購入ができないという訳ではありません。
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5. どのくらいの購入費用が必要?
ここまで新築一戸建てにかかる費用の内訳や頭金について説明してきましたが、
ここからは実際に新築一戸建てを購入した場合、どのくらいの購入費用が必要になるのか具体的に見ていきましょう。
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5-1.土地代+建築工事費の平均
「住宅金融支援機構によるフラット35の利用者の所要資金調査」※によると、
注文住宅、土地付き注文住宅、建売住宅、それぞれにかかる「土地代+建築工事費」の全国平均価格は以下の通りです。
・【土地付き注文住宅】(土地価格+建築工事費用)
建築費:2961.2万円+土地価格:1436.1万円=4397.3万円
・【注文住宅】(既に土地を持たれている場合)
建築費:3533.6万円
・【建売住宅】
土地+建物:3495.2万円
上記にプラス諸費用が掛かってきます。
物件価格によって異なりますが一般的に、建売住宅の諸費用は工事費の3%~6%
注文住宅の諸費用は物件価格の5%~10%といわれています。
建売住宅の物件価格が3500万の場合であれば、諸費用は105万~210万円ほどになります。
なので、平均価格から考えると4000万円ほどでお家が購入できることが分かります。
ただし、住宅に採用する設備(キッチンやトイレなど)によって大きく費用が変わってきます。
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6.新築一戸建ての費用を節約することはできる?
一戸建ての購入には多額の費用がかかりますから、少しでも節約したいものです。
諸費用のなかには節約できるものもあります。どこが節約できるか、それぞれを見ていきましょう。
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6-1. 住宅ローン保証料
住宅ローン保証とは、住宅ローンの返済が滞った際に、保証会社が肩代わりしてくれるというものです。
保証料は、借入金と返済期間に対して設定されるため、頭金を増やして借入金を減らすことで、節約することができます。
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6-2. 火災保険料
火災保険への加入は必須ですが、保険会社や補償内容を見直すことで節約することが可能です。
複数の補償がパッケージになっているものを選ばず、必要な補償だけを選択していくことで保険料は安くなるので、
最低限必要な補償内容を調べてみることをおすすめします。
また、火災保険に合わせて、地震保険に入っておくと安心です。
なお、諸費用は基本的に現金払いですが、諸費用ローンを利用することもできます。
住宅ローンに諸費用を含んだ形でローンを組める場合もあります。
そのため現金の支払いを少しだけ抑えることができます。
最後に、読者の疑問や不明点にお答えするためのQ&Aコーナーを設けます。
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Q&A
Q1. 土地購入時に注意すべきポイントはありますか?
A1. 土地を購入する際には、以下のポイントに注意することが重要です。
- 土地の立地条件:交通の便や生活施設へのアクセス、自然環境などを考慮します。
- 土地の法的な問題:所有権や利用制限など、法的な面での確認が必要です。
- 土地の地盤調査:地盤が強固であるかどうかを確認し、将来的な安全性を考慮します。
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Q2. 新築戸建ての建設期間はどのくらいですか?
A2. 建設期間は様々であり、土地の状況や建物の規模、工事の進捗状況によって異なります。
一般的には、数ヶ月から1年程度の期間がかかります。
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Q3. 住宅ローンの金利はどのように設定されますか?
A3. 住宅ローンの金利は金融機関や借入者の信用度、ローンの返済期間などによって設定されます。
一般的に、借入者の信用度が高いほど金利が低くなります。
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Q4. 引っ越し費用はどのくらいかかりますか?
A4. 引っ越し費用は、引っ越し先の距離や荷物の量、利用する引っ越し業者の料金などによって異なります。
一般的には、数万円から数十万円程度が目安とされています。
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