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みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
皆さまいかがお過ごしでしょうか? –
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さて、今回のコラムは、「モノの形」に関してです。
はて、どんなお話ですか?って感じですよね。
ではここでひとつの問いかけをさせてください。
「こうすればもっと便利なのに、そうはなっていない。」
「わたしだったらこういう形でつくるのに。」
こういったモノに出会うことってありませんか?
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そんな気持ちを思い出していただきながら、本題に入ります。
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Check!
1.その形の意味を考える
2.「高いモノ」=「暮らしやすい」ではない
3.まとめ
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1.その形の意味を考える
すごく具体的なお話(私の体験談)をします。
私(=筆者)の家は今もタンクがついている普通のトイレです。
これに慣れているので不便さは感じていませんでしたが
なんとなく「タンクってなんか邪魔だなあ」なんて
思ったことがあります。気になりだすと尚のこと
圧迫感を感じるんですよね。
一方で商業施設に行くとオシャレでスマートなタンクレストイレがあり、
「良いトイレだな」なんて思っていたのです。
「全部こんな感じ(タンクレストイレ)になればいいのに」と、当時はトイレの形に関して
深く考えたことがありませんでした(普通はそんなことは深く考えない
ですがタンク式トイレのタンクは在るべくして在るもの。
利点があり、結果としてトイレの1つの最適解として
今でも多くの選択肢にあげられるモノとなっています。
例として以下で一般的なタンク式トイレと
タンクレストイレの違いを比較しましょう。
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2.「高いモノ」=「暮らしやすい」ではない
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結論を言うとタンク式トイレとタンクレストイレでは
タンクレストイレの方が値段は高いです。
見た目にも凹凸が少なく、モダンで高級感があります。
ですが高いものが暮らしやすいことに直結するとは限りません。
あえて高いほうを選ばない、これもまた正解でしょう。
購入できる、できないで考えるのではなく、
必要性を考えて選択するのも素敵なお家づくりの秘訣。
必ずしもハイグレード・高価なものを選択する必要はないのです。
ここで一度「タンク式トイレのメリット」を
お話してみようと思います。
・本体価格が安い
・手洗いが設置されている
・低水圧(高層階)でも利用できる
・つまりにくい
・断水時や停電時でも1回は使用できる
・便座、ウォシュレットのみを変更できる
タンク式トイレは価格が安く、手洗いもついていて、
使用環境の許容範囲が広く、つまりにくい。
非常時にも(一回だけですが)役に立ち、
どこかが壊れても部分的に変えがきく。
長く使用することが前提となるなら、
こんなに素晴らしいことがありますか!?(笑
デメリットは、凹凸が多く掃除が少し面倒なこと
タンクに水がたまるまで連続で流せないこと
タンクがあるぶん圧迫感があること
この辺りが挙げられます。
タンクレスのメリットは
掃除がしやすく、広く感じ、おしゃれ。
節水もタンク式よりはできる傾向にあります。
あと、連続で流せます。
デメリットはおおよそタンク式のメリットの
逆になるわけですが、タンクレストイレは一体型のデザインなので
部分的な修理が難しいという、タンクレスならではの欠点があります。
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3.まとめ
いかがでしたか?
今回はトイレの場合の例となるお話をしましたが、
お家づくりにおいてもなぜこの素材じゃないんだろう、であったり、
なぜこの形じゃないんだろう、というのは割と出会います。
ただ今日までそれが存在し続けているということは、
その形に意味があるということ。
余談ですが、トイレがなぜ陶器なのかは、
複雑な形状をつくりやすい、陶器の性質上衛生状態を保ちやすい
ということらしいですよ!
弊社ではそういった「意味のある提案」ができればと考えています。
ぜひ開催中のお得なイベントにご参加いただき、お力になれたら嬉しいです。